2017年02月23日

40年の歳月。ありがとう。

このところ、実の父親の具合が悪く、
毎朝、
実家の喫茶店のモーニングを手伝いに行っている。


母が喫茶店を始めて40年。
信じられないくらい、古びて汚い店だが、
父と母の2人で、なんとか続けてきている。

私が小さかった頃、
父は楽器店、母は喫茶店を営んでおり、
(楽器店はすでに廃業)、
2人とも超多忙な日々だったので、
両親と一緒に過ごした記憶は少ない。
一緒に出かけた事もほとんど無い。

ただ、
喫茶店の記憶はとても鮮明で、
というのも、
学校から帰って来ると、
私はいつもカウンターの一番奥に座り、
そこで宿題をやったり、食事をしたり、
本を読んだり、絵を描いたり・・・、
ほとんどの時間をカウンターで過ごしていた。

下町にあるので、
お店はいつも賑やか。
朝から晩まで、
お客さんの出入りがはげしく、
つねに私の周りはガチャガチャ。
落ち着いた生活とは程遠かった。

小さい頃は、それが普通だと思っていたけど、
思春期になってきた頃から、
さすがにそんな環境が嫌になってきた。

こんな環境を作り出すお店が大嫌いになり、
忙しすぎて毎日ケンカばかりしている両親を見たくなくて、
早く家を出たくて出たくて仕方がなかった。
そして、
高校卒業と同時に、家を出た。


それから、数十年。
私も子供を持ち、
あの頃、両親がどんな思いでお店を経営していたか、
自分がなんて甘ちゃんな子供だったか、
わかる年齢になった。

考えてみたら、
これまでの人生で今が一番、
両親と時間を共にできているかもしれない。
この歳になって、初めて母と一緒にお店の厨房に立ち、
やっと母のことがわかったような気がしている。

そして、
あんなに大嫌いなお店だったけれど、
私は、
この店で育ち、学校に行かせてもらい、
ここに来るすべてのお客さんに支えられてきたんだ。
と、
ようやく今、わかるようになった。


父も母も、もう70代。
一日中立ちっぱなしで、
70代の人ができるような仕事じゃない。
いろいろあって、今すぐにはやめられないけど、
でも、もう、
店を閉める日が近いと思う。

40年。
この長い歳月を、お店の中だけで過ごしてきた父と母。
残された時間は少ないかもしれないが、
今は精一杯、
私、父と母、そしてお店、共に過ごしたいと思う。




店01.JPG

写真にとるとなぜか綺麗に写る店内・・・。





店02.JPG

いまどき珍しく、サイフォンでコーヒーをたててます。








posted by yoko at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

強くしなやかに。

今日は、朝から久しぶりの雨。

いろいろある、生きていると。
心の中も、雨だったり、晴れだったり。
このブログのタイトルどおり。

歌とピアノの練習、
しばらくお休みしていたけど、
昨日から、やっと、再開。

すっかり
ノドと指がなまっていたので、
戻すのが大変だ・・。

目指すのは、強くしなやかな姿。
そんな自分になりたいと思い、
きょうも悩みながら進んでいこうと思う。





redハート.jpg










posted by yoko at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする